踊るたぬきのサンバ・ノ・ぺ

踊らされて生きているたぬきのお話

お嬢様♡

私が大学生の頃に、お嬢様部なるものがございましたら、もしくは私がそのようなサークル活動を思いつくだけの創造性のある人間でしたら間違いなく、お嬢様活動をしていましてよ。だって、私は静岡のお山一、高貴な生まれ。優雅な育ち。一族郎党の中に私のように高等教育を受け、高い教養を身につけた者はおりませんもの(たぬきのおたぬことして申し上げております)。今からでも遅くはないでしょう。ピンクのフリルワンピースを買ってまいりましょう。レースのたくさんついたお帽子に日傘を差して出勤いたしましょう。

この世界にこの私ほど自立して洗練されて、優雅な生活を送っている者はいないでしょう。きっとそんな出立ちで街を歩きましたらたくさんの殿方達から声をかけられて、会社に辿り着けなくなってしまいますわ(あくまでたぬきのおたぬこが申しあげていることでして、たぬきの認知能力と人間の認知能力には大きな乖離が(以下、ry)