踊るたぬきのサンバ・ノ・ぺ

踊らされて生きているたぬきのお話

首の皺と白髪とくすみ

私も若くないな、と思ったこと。

最近鏡を見ると、ハリのない凸凹した皮膚の顔をした私が映る。

若い頃は、すっぴんでブスでも、ブスだなって程度で気にはならなかったのに、すっぴんだと本当に不健康そうな顔に見えるようになってきた。このまま会社来ちゃったんか、私。顔洗った時も姿見の前に立った時も気が付かなかったんか…。

おまけに土気色にくすんで透明感のない顔色。体調が悪いと余計にそうなる。

昔は日焼けして茶色くなっても、1ヶ月放置していたら勝手に白くなっちゃって、青みがかった色ばかり似合っていたのに、最近はそういう透明感のある色は似合わなくなってきた気がする。パックしても翌朝には乾燥している顔。

 

そして髪の分け目に白髪が2本くらい一気に見つかる日があったりして。まぁ、30も半ば過ぎたらそうかも。

 

顎を引くと首には皺ができてすごくだらしがない感じ。下を向くパソコン作業とスマホでこんなのがすっかり当たり前になってしまった。広頚筋を伸ばすと首の皺が伸びる、というのでやってみたら確かに少し皺が伸びた気がする。

 

でもやめた。

 

歳相応に老けるのってみっともない?

 

20代の美しさのままで40になっても私は嬉しくないかもしれない。

 

樹木希林が亡くなる直前の自分の身体の変化を面白く見ている、と語ったあの言葉が印象的だ。

白髪が生えて、皺が寄って、そんな自分の身体が確かに面白い。

 

清潔感がないのは良くないけれど、加齢の印を隠さずに、歳相応な小綺麗さを探していきたいなと思った。

 

まぁ、精神年齢は5歳ですけど、なんせたぬきなんでね。そこはご容赦ください。