踊るたぬきのサンバ・ノ・ぺ

踊らされて生きているたぬきのお話

食にまつわる謎現象

誤解しないでいただきたいのですが、私は食べることが大好きで、美味しいものが大好きで、食べないダイエット、食事制限は真っ向から否定する人間ですし、摂食障害とかもないです。

若い頃、メンタルが落ち込みすぎて食べても全然ご飯が食べられなくなって、39kgなんて体重になっちゃった時期はあるけど、そうなりたかったわけではないです。

 

で、ここまでが前提。

 

私の困りごとの一つに、「突然食事が汚いものに思えてしまう、しかも何のきっかけも前触れもなく突然起きる」という謎現象があります。

何を言ってるのか意味がわからないと思うし、母にも「は?あんたそうやってご飯食べられないみたいなアピールしようとするんじゃないの!やってることが不健全だよ!」と一蹴されてしまったし、確かにか弱いアピールに見えなくもないのかもしれない。

 

ただ、そういうことじゃなく、本当に時々食べている途中や、食べ終わった後に起きるのだけれど、買ったもの、作ったもの、美味しいもの、イマイチだったもの、に関わらず、「口にしたものが不衛生なもの」に突然思えてしまって、おえっとなってしまうことがあるのです。

統合失調症なんかを患っている人は、被毒妄想、と言って「食事に毒を盛られた」という妄想で用意された食事を拒否することがあります。

 

が、私は別に、妄想バキバキで現実検討能力が落ちているわけではないので、誰かに毒を盛られた、なんて思わないし、特に食中毒を起こすほど不衛生なものを食べているとも思わない。なのに、です、突然食べたもの、食べているものが気持ち悪く思えてきて、それをいくら理性で否定しようとしてもできなくて急に食事を続けることが怖くなったり、食べたあとだと気持ちが悪くなってきたりしてしまうことがあるのです。

 

そんな病気聞いたことないし、あるなら診断名をつけてもらって治したいくらいなんだけど、突然起きるから対処のしようもなく。

何度も言うけど、学生の頃、精神看護学で習った摂食障害の症状のどれにも当てはまらなくて何十年も頭を捻り続けているのです。

 

誰か同じ症状があって、診断や治療や対処法について知っているよっていう人がいたら教えてくれたら嬉しいです。せめてこんな病気があるのかないのかだけでも知りたい。どうぞよろしくお願いします。

 

たまーにそんな風になって不快だ、というだけで別に日常生活に支障もなければ、健康を損なったりもしていないんですけど、謎は謎なのです。どうせなら、大好きなご飯は楽しく食べ続けたいし…。

続ける強み

私は大したことが何もできない不器用なお山のたぬき。

何かしようとすると失敗ばかり。

だけど、地味に一つなことをずっとやり続けることは苦にならない。どこかで耐える方法を身につけられるのが、唯一の強みだと思っている。GRITのT、tenacityと言うやつで。

私は適度にいい加減。ずっと続けられなくても、3-4週間空けても元の習慣に戻ってこられる。そんな感じで、サンバも続けてきた。

 

逆に短期決戦は年々苦手な戦い方になりつつある。でもどちらもできるに越したことはないので、違うやり方もがんばっていこうと思う。幾つになっても新しいことを覚えないと、脳は老化していくばかり。脳が老化したら、私も老化する。

歳を重ねるのは素敵なことだけど、老化するのはよくない。

 

今取り組んでいることには違うやり方を取り入れないといけない気がしている。変えるのって難しいけど、がんばろう。

浅草サンバカーニバル2024所感

終わりました。

私達の長い夏と一年はこのコンテストを以って終わります。そしてまた新たな一年に向けて踊り始めるのです。

うちのチームの今年のテーマはとてもロマンチックで美しい感じ。明るく希望に溢れてもいました。

一つ前の投稿を見たら、最近涼しくなってきてよかった、みたいなこと書いてあったけど、当日は本当に暑かった🥵!

 

羽根のおねえさんの衣装には、背負子だけではなく、頭飾りにも羽根が着くのですが調子に乗って大きな羽根をつけてしまったばかりに、風が吹くたびに、頭が後ろに持っていかれそうな圧を感じる…。そうならないようにきっちり締めてあるので、骨組みのワイヤーが当たる頭周り(はちまき巻くところ)の部分や、こめかみがギリギリして痛いったらないのです。もう3日経ってますが、まだ頭皮に鈍い痛みがあります。もしかしたら骨とかまでダメージは届いてるかも…暑くて倒れそうな時に頭を(全身)締め上げるなんて、正気の沙汰じゃないといつも思います。でも大きくて鮮やかな羽根つけて踊りたいのよね。タンガを着終わると原因不明な負傷(指の切り傷とか)がよく見つかるのだけれど、何と、脚の付け根の内股部分に、ダイヤレーンの石と等間隔に皮が剥けて赤くなった跡がある…恥ずかしいわ!

 

それでもとても美しいお衣装だったのです。

そうまでして、パシスタはタンガを着たいのです。

 

今年も反省点いっぱい。でも楽しかったし、これまでよりも冷静に踊れた自覚はある。一生修行だと思ってがんばります。

 

そして、S1リーグもS2リーグも優勝チームはさすが!と思わせるものがある。是非浅草サンバカーニバルのサイトを観てみてください。

https://www.asakusa-samba.org

たぬきにも衣装(怒られろ!)

馬子にも衣装、というようにね。

 

タイトル見てたら、よく肥えたもふもふのでっかい狸が、マリーアントワネットみたいなドレスを着てるんるん踊ってる姿を想像してしまった…。

 

すみません、真面目にとてもいいお衣装を買ったんです。

今年の浅草サンバカーニバル用に清水の舞台から飛び降りたつもりで、新品の羽根とビキニの衣装を買いました。羽根は、最高品質のハッカン(キジ)が豪華に使われています。

中古でいい衣装をたくさん持っているのですが、中古は中古。踊るたびに脱落しかけたダイヤレーンをグルーガンで付け直したり、外れた石をボンドで付けたり、そこそこメンテナンスに手間がかかるようになってきました。

 

そして、私は今年もアーラ・ダ・パシスタス(群舞のパシスタのうちの1人)になるかと思っていたのですが、思いがけず、とあるアーラ前のソロポジションを拝命しました。そんなわけでさすがに新品を1着買うか、となったのでした。

 

とても綺麗なので、お披露目できる日が楽しみですが、衣装に浮かれず、たぬき囃子じゃなくてちゃんとしたサンバダンサーにならないと衣装に失礼だな、といいお衣装と巡り合って思うのです。

こんなやつに着られるなんて、と怒られないようにしようと思います。

頼りないアーラリーダーもやってますが、みんなが倒れず、怪我せず、無事にゴールできたら万々歳だと思ってます。

 

来年からは浅草サンバカーニバルも8月開催に戻るようですが、お客さんが倒れないよう夏が少しは涼しくなるといいですね…。そう祈りたい…。

今年も少しずつ涼しくなってきて、ホッとしていますが、当日も涼しいといいな。

私の分身

なぁ、君は何を思っているんだ。

私の分身、右手の爪。

前の部署で合わない仕事に四苦八苦しながら必死でやっていた頃、私は「耐えよう、いつかできるようになるから。だから逃げずにやろう」と決めた。ひどい言われようをしたこともある。それでも逃げなかった。仕事のスキルが上がったわけではないが、私は耐えて何とか心穏やかに任せられた仕事はこなせるようになった。でも、その頃から右手の爪は生えなくなった。その後異動して、かなり仕事はやりやすくなった。でも、爪は相変わらず生えてこない。

気がつくと生えてきた爪をむしっている。少しだけ白くぺろっと生えてきた甘皮まで、毛抜きで根本を摘み、びっ!と引っ張って破り取る。破るというより、根本から引き抜いている。当然、付け根から引っ張った甘皮は、爪の奥の湿っている根本の部分まで取れる。引っ張った爪の付け根からは滲出液と血液がぷわっと溢れてくる。それをティッシュで拭い取りながら、妙な達成感を感じる。

当然痛い。引っ張って剥がした瞬間は、息が一瞬止まるくらい痛い。痛いのは構わないが、血が出るのが煩わしい。

甘皮を引っ張ったところが感染してしまい、絆創膏を外し、赤く腫れてぷっくり膨らんだ爪の付け根を軽く指で押したら白い膿と黄色っぽい滲出液が溢れ出たことがあった(そのあと全然痛くなくなって急速に治ったけれども)。

それに何より利き手の人差し指の爪がないのは指先に全く力が入らない。だからジェルネイルで固めたりするけど、それも剥がしてしまうからあんまり意味がない。

 

こういう症状を強迫性皮膚摘み取り症というらしい。患者の75%は女性なのだという。抑圧された感情や怒り、ストレス発散が最初のきっかけになる等と書いてあるものもあるけど…。緊張緩和のため、と書いてあるWebページもあって、なんかそれも理解できる。

んー、でもどれもしっくりこないような…。

 

周りから、「ねぇ、本当に痛そう」とよく言われる。痛いのはむしったり、引っ張ったりするその瞬間だけ。取れた後は、綺麗に取れたことに満足感すらある。ただ、こんなに爪がみっともないのになぜ辞められないのか私にはわからない。

他の爪には及ばない。しかも扱いづらいであろう利き手の人差し指の爪を血が出るまでむしるのは我ながらちょっと不可解な気がする。

 

だから右手の爪に訊いてみたい。

君を捌け口にしているのは私のどんな気持ちなんだい?

もう辛いことは終わったはず。なのになぜ君はまだ私の気持ちの捌け口にされてるのか、どんな気持ちをぶつけられているのか?

 

君が綺麗な姿に戻れるような生き方をしたいと思っているよ、たぬきは。

Vengeance is “not” mine.

復讐するは我にあり

この言葉何かで読んで、ずっとどういう意味なんだろうと思ってました。昔そんな名前の映画とかもありましたよね。今はネットで全てがわかる時代です。

Vengeance is mine; I will repay, saith the Lord.(Romans 12:19)

「復讐は私のすることだ、私が報復しよう、と主は宣った。」(ローマ人への手紙 第12章19節)

(日本語訳はたぬきの拙訳です。)

というのが正しいのだそうです。

だとすると、復讐など神のみぞ扱える事柄であって、人の手に負える業ではないって意味になりますから、人が口にするなら、Vengeance is "not" mine (but is of the Lord). が正しい気がします。

その点、神様の視点、発言中心で考えるところが聖書的だなという気がするなぁ。

 

でも根底に流れる考え方はとても優しいんですよね。人は皆、神の愛する子供達であるから、復讐など考えず互いに愛し合え、という。

 

そうだよね。私も周囲の人にとても恵まれていて幸せだな、と思います。ありがたいです。愛し合え、とかは、ちょっと胸焼けしちゃうけど、周りの仲良くしてくれる人にはできる限り感じよく感謝を持って接したいなと思います。

普段の自分カスですけど。

普段の自分キラキラですから✨!って言えるように。

カリスマ・コレオグラファー・TANUKI?

證誠寺のたぬき囃子じゃないのよ…。

 

人生初、浅草サンバカーニバルでうちのチームがパフォーマンスする曲のあるアーラの振付をさせていただくことになりました。

詳細は本番まで控えますが、今年のうちのチームのテーマは素敵なテーマだと思います。

 

今年はいろいろ故あってセンスもなければ実力もない私も、自分のチームの踊りの振付をさせていただくことに。

とはいうものの…たぬきは別にチーム全体のダンスの振付をするなんて実力はなく。カーニバルでパレードをする時、チームのメンバーはみんな同じ振付で踊るわけではありません。ヂスフィーレと呼ばれるサンバのパレードは、シノプシスがあり(あらすじというのか、台本というのか…)、テーマに沿ったストーリーを曲に乗せて表現する、「動くオペラ」と呼ばれる総合芸術です。大道具(山車とかね…)、衣装、踊り(演技)、楽器、歌、全てで、自分たちのその年のテーマの表現をするのです。

サンバ関係者のよく言う喩えは、「ヂスフィーレは、ディズニーランドのパレードのようなものである」と。

確かによく似ています。登場キャラクターが複数いて、いろんな振付で踊る、いろんな衣装のダンサーが出てきて、山車も出てくる。でも、ダンサー全員が全員ミッキーなわけではありません。きちんとテーマやストーリーが伝わるように、いろいろなキャラクターがいろいろな衣装でいろいろな振付を踊っているから、そのパレードが通り過ぎていくのを見ると、何となくそのパレードのストーリーがわかる、という。

例えば、ハロウィンのパレードだったら、ヴァンパイアの衣装を着たイケメンダンサーさん達がいたり、メイドみたいな格好したミニーちゃんがいたり…とか。ちなみにキャラクターの着ぐるみを着て踊るダンサー?アクター?は大体山車の上にいると思いますが、サンバダンサーにもそういうポジションがあり、ジスタキ、と呼ばれます。いわゆるワンポジション、ハイライトを浴びるポジションというわけ。

そしてパレードのミッキーに当たるサンバダンサーの中の主役が、ハイーニャ・ダ・バテリア、打楽器隊の女王を意味し、これすなわち、楽器隊の前でソロで踊ることを許された名誉あるポジションです。

 

で、たぬきが冒頭でサラッと書いた「アーラ」、というのは何かとGoogleで調べると、「カーニバルで揃いの衣装をまとい、決まった振付でパレードする人達」と出てきます。何だか、わかるようなわからないような…な解説ですが、これもディズニーのパレードで考えるとわかりやすい。

例えばハロウィンのパレードのヴァンパイアダンサーは多分1人じゃなくて複数のダンサーさんがいると思います。みんな同じモーヴのマントを身にまとい、赤紫っぽいメイクにカラコンをして、八重歯に牙みたいなものをつけた特殊メイクでヴァンパイアっぽい動きの振付を踊ることでしょう。銀髪ミニスカートの若いお姉さんダンサー達が同じ衣装を身につけて、インラインスケートに乗って一列で出て来たりとか…。

この同じ衣装、同じメイク、同じ振付でパレードを踊る人達の一塊りのことをサンバでは「アーラ」と呼ぶのです。

 

私も今回の浅草サンバカーニバルでうちのチームのパレードのアーラの一つの振付を仰せつかったのですが。この振付が難しい…😓

パシスタ(羽根とビキニのおねえさん)のアーラなら、普通にサンバを踊っておけばいいのだけれど、衣装があるアーラは、曲の歌詞、パレードのテーマを表現する振付にしないといけません。知っているサンバの振付だけでどうにもならない表現もある。各アーラに配置されるダンサーさん達のカラーとか、ダンスレベル、いろいろ加味して、ダンサーが1番いいパフォーマンスができる振付を考えないといけません。

たかが振付、されど振付。そのアーラのメンバーさんのことを考えると責任は重いかな、と思っています…。

 

悩みながら一応テーマ曲の全体に振りをつけましたが、グループLINEに振りを送った10秒後には送信取り消しをして、振付し直したくなる有様です…。冷や汗たらたら…。

アーラの振付は、本当に難しい…。人生初の経験ですが、とても勉強になります。頭で考えてもいい発想にはならなくて、音にドライブされて振付をアウトプットしている感覚があるので、それも楽しいです。アーラのみんなが楽しく踊れるようにがんばります💪!

 

10年後に自分の作った振付を見て、恥ずかしすぎて発狂しそうになるくらいには成長していたい…。

 

ちなみにたぬきは今年の浅草サンバカーニバルもアーラ・ダ・パシスタス(羽根とビキニのおねえさんのアーラ)で踊る予定です。

 

あとやっぱり私バレエかジャズを習う必要がある…。