浅草サンバカーニバル2025総括
といっても個人的な総括です。そしてセンセーショナルな写真はありません。
今年の我がチームのテーマは「不思議の国のアリス」。テーマの発案者はズバリ(死語)私。
象徴的で、表現しやすく、ダンサーの女の子たちが可愛く綺麗に見えるテーマ…と考えたら私の中ではこれしか残らなかった。
他には「魔法(Mágica)」なんてのも考えたけれども、S1リーグの優勝常連チームさんが何年か前にやっていたな、と。だからダメってわけでもないでしょうが、どうしたってチームの規模が違うので、観ていた人にS2のチームがやるとショボいね。とか思われたらすごくムカつきそうな気がして、発案するのをやめた。
個人的にやってみたいテーマは「世界一周」みたいなテーマ。でも、どこをピックアップするかが難しいと思う。だけど、ピンクのスーツに箱みたいなちっちゃな帽子を被ったCAがずらっと居並ぶコミサンとか、オシャレじゃない?
でも、今年は肝心の私が、燃えきれなかった。まず、7月くらいまでが異様に忙しく、ヤバい残業時間がついていたので、当然レッスンも自主練も行く時間なし。行かなきゃ当然下手になるから余計にやる気もなくなる。行っても下手だと楽しくない、太った身体を見るのが嫌で余計に踊らなくなる、という悪循環。
自分がジスタキをやるアーラの振付を担当したものの、去年より忙しくて振付を考えるのに使う時間がなく、付け焼き刃みたいな適当な振りになっちゃって、結局気に入らなくて微修正を繰り返し、出来上がった振りの全体像には何だか満足がいかない。最初にこの振りを見せられたアーラメンバーはどう思ったか不安だ。
結果的に観ていた人からは、私のアーラはちゃんと踊っていていい感じだった、と言われた。
けれども、それはアーラメンバーの努力によるもので、私のがんばりじゃない。アーラのメンバーじゃなくて、普段からサンバを踊っている内部のメンバーも、たぬきの振付は難しいね、と言っていたし、そういう意味でも失敗だったかもしれない。踊りきってくれたアーラメンバーには感謝だけれど。
そんなこんなで自分が絡むところは何一つとしていいところがなくて、反省しかない。けれどもあまり反省すらしていない。踊りもしない。サンバがどうでもよくなっちゃった、というのが正直なところだ。でも今勢いに任せて辞めたら後悔する気がして、辞めていないだけ。
サンバじゃなくても同じかもしれないが、「つまらない」と文句を言うばかりの人間は、そいつこそ本当につまらない。つまり多分、今の私はつまらない人間に成り下がっているんだと思う。
面白い踊り(コミカルってことではなく)を見せられる技術力もない。これから何とかするしかないけど、少なくとも今の私には何もない。自分の動きが見えないところで自分の動きを綺麗にするのは難しい。鏡のないところで綺麗に踊る練習って絶対必要だし、自分の身体の使い方の癖も理解しないといけない。
面白い人間になりたいな、と思う。
そしてそれを踊りの中で見つけられたら。言葉以外の方法で。