踊るたぬきのサンバ・ノ・ぺ

踊らされて生きているたぬきのお話

無愛想な優しさ

今日もショーの全体練習でした。私は本当に下手くそだな、と改めて動画見て思ったけど、それでも、まるでもったりとしたはちみつがゆっくりと滴るようなペースで改善しているのがわかりました。しかし、もっと追い込みかけなきゃ間に合いません。だってあと1ヶ月。まーじーで、私だけヤバいこと、この上ない。

 

まぁ、それはそれとして、今日は本当に物静かな人の密やかな優しさとカッコよさを見ました。

それを人に大仰に伝えることもなく淡々とする清潔さ。私はこういう人にならないといけない。

But when you give to the needy, do not let your left hand know what your right hand is doing, 4 so that your giving may be in secret. Then your Father, who sees what is done in secret, will reward you.- Matthew 6:3-4

「善行をする際には汝の右手のすることを左手に悟られないくらい密やかに行わなければならない。その行いは神が見ていて、報いるものだからである」マタイによる福音書第6章3-4節(正式な訳ではなく、これは私の拙訳です)

 

私はキリスト教徒ではないけれども好きな聖書の一節です。

 

人と何かをすることは本当に楽ではありません。ましてその中で私が劣っているとわかっている中で何かをするのは本当に気持ちが辛い。でも、こんな人の輝きを目にすることがあるからこそ、人と何かをするのはとても貴重な経験だと思います。周りの人たちの温かく優しい心に触れるにつけ、自分ってなんて余裕がなくてダメな人間なんだろうと反省します。こういう機会を通して、未熟な私を成長させてもらっているのですね。