踊るたぬきのサンバ・ノ・ぺ

踊らされて生きているたぬきのお話

わかってほしい

わかってほしいことほど人には言えないことなんだな、と。

私、本当にイタい人間で残念な人間なんだな。

三島由紀夫の「やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。」

という言葉がよく、Xなんかで流れてくる。

なんかそういうのを見ると、私をいじめたいの?って言いたくなる。すごく殴られてる気分になる。

弱みを言葉にして晒さないと、私生きていられない。死んじまう。

わかってほしい。無礼でもね。

 

P.S ただそれに続く三島由紀夫の言葉は私も大賛成なんですよ。

「そればかりではありません。
どんなに醜悪であろうと、自分の真実の姿を告白して、それによって真実の姿をみとめてもらい、あわよくば真実の姿のままで愛してもらおうなどと考えるのは、甘い考えで、人生をなめてかかった考えです。」

本当その通り。